秋の夜も名のみなりけりあふといへば事ぞともなくあけぬるものを (恋歌三 635) 具体的な事を考えれば、けっこうえっちな歌なんですが、悲恋の歌のイメージの強い小町先生にもこんな歌があるのは、ちょっとほっとしたりします。 まるで、里中満智子さんが結婚されているのを知ったときの気分みたいです。(なんか、あの方、あんまり幸せでない恋をしているイメージがありまして。)